サロン日誌(17.01.12)

2017.01.14 Saturday
 


【講義】



手筋・格言の紹介が始まりました。2年ぶりです。

歩の使い方。一歩千金。以下の過去記事もご参照下さい。

サロン日誌(15.05.28) | 佐伯九段将棋サロン
サロン日誌(15.09.24) | 佐伯九段将棋サロン



図から▲9三桂成。△同香(または△同桂)に▲6二歩が美濃崩しの手筋です。△7一金には▲同飛成△同玉▲6一歩成以下の詰み。▲9三桂成に△同玉は▲6一飛成△同銀▲7一角成以下寄り筋です。

【自由対局】





 

宿題(17.01.12)


●必至(3手必至)


●詰将棋(7手詰)
 

年賀詰2017 解説Part2

2017.01.08 Sunday
 


(解説Part1はこちら

今年もバラエティーに富んだ10局が揃いました。ご参加いただいた皆さま、解説に協力して下さった玉子王子さんに心よりお礼申し上げます。

本企画はあくまでも年始の挨拶であり、創作の巧拙を競うものではありません。どうか温かな眼差しでご鑑賞いただければ幸いです。(ピリ辛流)

ピリ辛流


▲4一金  △同 玉  ▲4二銀  △3二玉  ▲2四桂  △2二玉
▲1二桂成 △同 香  ▲3一銀打 △1一玉  ▲2三桂まで11手詰

初形「17」

初形「17」。さらには「実戦型」「盤面七色」のトリプル趣向です。

初手▲4一金から▲4二銀の打ち換えが唯一の見せ場でしょうか。以下は玉方5二角の利きに注意しながら迫ります。

8手目△1二同玉は▲2三銀まで。10手目△3二玉は▲2四桂まで。せっかくなので、元日にちなんで(作意のように)△1一玉と雪隠に潜って詰まされてほしいですね(笑)。

チビワン


▲7二飛成 △同 玉  ▲6一角  △7三玉  ▲7四金  △8二玉
▲6二飛成 △9一玉  ▲9二竜  △同 玉  ▲8三金  △9一玉
▲9二歩  △8一玉  ▲7二角成まで15手詰

詰め上がり「○」

可憐な図ですが、手段が色々とありそうで、迷路にはまると案外苦戦するかもしれません。

初手▲6五角は△7三玉で不詰。▲7二飛成から入ります。8手目△9一玉で「おやっ」となりますが、そこで▲9二竜がありました。

一歩千金、▲9二歩を経て終局。詰め上がりは左下隅に小さな「○」が出来ました。

豚児


▲7三金  △8四玉  ▲7六桂  △7五玉  ▲6六銀  △8五玉
▲7四角  △9四玉  ▲8六桂  △同 香  ▲8三角成 △8五玉
▲7四馬  △9四玉  ▲8四馬まで15手詰

異筋で追う

一見して捉えどころのない図。初手に迷いますが、▲7三金から上に追い出します。「玉は下段に」「金はとどめに」の逆を行く異筋が狙いでした。

4手目△9四玉は▲9五銀△8五玉▲6三角以下早詰。7手目▲7四角は限定打。9手目▲8六桂の手触りは上々でしょう。

初形は玉桂香歩のみ。これを「鶯図式」と呼ぶようです。オーホケキョ。

敗者


▲4一飛  △2二玉  ▲3三金打 △同 金  ▲4二飛成 △2一玉
▲2二歩  △1一玉  ▲3一竜  △1二玉  ▲2四桂  △同 金
▲2一竜  △2三玉  ▲3二竜  △1二玉  ▲2一歩成まで17手詰

限定打▲4一飛

初手の発見がキーポイント。▲4一飛は限定打。△同玉は▲3三桂があります。△2二玉に▲3三金打から▲4二飛成と迫ります。

6手目△1一玉は▲2三桂。以下△同金は▲1二歩から、△同玉は▲3一竜から早く詰みます。

11手目▲2四桂が決め手。好形、好手順。手数の長さを感じさせないきびきびとした佳局でした。

低速の寄せ


▲3一角  △1二玉  ▲1三歩  △同 桂  ▲2二角成 △同 玉
▲1四桂  △1二玉  ▲2一銀  △同 銀  ▲2四桂  △同 歩
▲2一飛成 △同 玉  ▲2三香  △3一玉  ▲2二香成 △4一玉
▲4二銀まで19手詰

桂の巧打2発

持駒角金歩なら5手詰。金がないとこれほどまでに手間が掛かるのですね。

5手目▲2二角成から▲1四桂の打ち換え、9手目▲2一銀から▲2四桂の打ち捨てと、桂の巧打が印象に残ります。(収束の非限定はお許しを)

3手目▲1四香は△1三歩合▲同香成△同桂▲2二角成△同玉▲1四桂△1二玉▲2一銀△同銀▲同飛成△同玉▲2二歩△1一玉できわどく逃れます。

(作者の敬称は略しました)

 

年賀詰2017 解説Part1

2017.01.07 Saturday
 


新年明けましておめでとうございます。

当ブログの恒例企画である年賀詰の前半(5〜9手詰)を解説させていただきました。本年も宜しくお願い申し上げます。(玉子王子)

あつしくん


▲1三銀成 △同 玉  ▲2四角  △同 玉  ▲3四金まで5手詰

七色図式

昨年に続き、同作者による七色図式(初期配置で全ての種類の駒が一枚ずつ使用されている詰将棋)です。

初手▲3三角成のような開き王手だと、△1七桂成と飛車を取られて詰みません。

そこで初手▲1三銀成△同玉と位置をずらしてから▲2四角と両王手を掛けられるようにしたのが本作の工夫で、以下△同玉に▲3四金で詰め上がります。

龍女


▲3四銀  △3二玉  ▲2三飛成 △3一玉  ▲1三角成 △同 香
▲4三桂まで7手詰

詰将棋らしい手筋

初手は▲3四銀と4三への退路を絶ちつつ開き王手します。対して△2五合は▲2三銀上成なので△3二玉ですが、▲2三飛成△3一玉と追いつめます。

王手が続かないようですが、5手目▲1三角成と桂を取るのが決め手で、以下△同香に▲4三桂と打てば玉の逃げ場がありません。

開き王手、大駒を切って収束と、詰将棋らしい手筋が盛り込まれた作品です。

ハナ&ナツ


▲2三飛  △4二玉  ▲5一銀  △同 金  ▲4三金  △3一玉
▲3三飛成 △同 桂  ▲3二角成まで9手詰

退路封鎖と邪魔駒消去

4三へ逃がさないように初手▲2三飛は絶対ですが、△4二玉に3手目▲4三銀は△5一玉で失敗。正解は▲5一銀と捨てて5一への退路を塞ぐのが見えにくい手でした。

対して△5二玉は▲6二金まで、△同玉は▲5三飛成から早詰なので△同金ですが、▲4三金△3一玉と落としてから▲3三飛成の邪魔駒消去が決め手で、以下△同桂▲3二角成まで。

OHSHOU


▲1二桂成 △同 玉  ▲2三と  △同 歩  ▲1一飛  △同 玉
▲4四馬  △1二玉  ▲2二馬まで9手詰

危険地帯に誘う

初手▲2二桂成は△同飛、▲3二桂成は△同角で不詰。

正解は▲1二桂成△同玉と端に誘ってから▲2三とと飛車を取る手順で、対して△同玉は▲2四飛△3二玉▲2二飛成△4一玉▲4二竜までの同手数駒余り。

よって△同歩と取り、▲2二飛は△1一玉、▲4二飛は△3二歩で詰みませんが、▲1一飛と危険地帯に誘うのが決め手で、以下▲4四馬〜▲2二馬まで。

ノラネコ


▲5六金  △同と右  ▲6五金  △同 玉  ▲7五と  △5五玉
▲6五金  △同 と  ▲5四金まで9手詰

美しき対称形

5五玉を中心とした対称形の初期配置や、昨年の漢字である「金」4枚の持駒と形に拘った作品です。

初手▲5六金に、△同と右▲6五金△同玉(△同とは▲5四金で早詰)でと金を斜めに誘う手筋の連続から▲7五とと足掛かりを作ります。以下△5五玉に▲6五金〜▲5四金で詰め上がります。

なお、2手目を△5六同と左とした場合は▲4五金から同手数で詰み。

(作者の敬称は略しました)

 

年賀詰2017 Part2

2017.01.01 Sunday
 


(Part1はこちら

ピリ辛流(11手詰)


「HAPPY NEW YEAR 2017! 健やかな一年を」

チビワン(15手詰)


豚児(15手詰)


敗者(17手詰)


「昨年佐伯先生やピリ辛流さんから褒められたのが大変嬉しかったです。しかし才がない私にはそうそううまい手が出来ません。将棋も健康も“少車多歩”で行きます」

低速の寄せ(19手詰)


(作意手順を1/8に掲載します)

 

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女性・初級者歓迎
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師範
佐伯昌優(さえき・よしまさ)九段
指導員 遠藤三郎アマ六段

会場
フジサワ名店ビル 7階Bホール
JR・小田急藤沢駅南口2分

日時
第2・第4木曜日 13時〜17時

料金
入会金 2,000円
月謝 3,000円

対象
一般(年齢・性別・棋力は問いません。実力に応じて指導します)

内容
大盤で解説/指導対局もいたします/自由対局

備考
現在、30〜80歳代の男女半々の20数名の方々が、初心者〜有段者まで、棋力に合った楽しみ方をしています。(サロンの様子はこちら

お問い合わせ
E-mail s9ss@hotmail.co.jp
TEL 0466-82-9317

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