名人戦七番勝負展望 2018春

2018.04.01 Sunday
 


大混戦の6者プレーオフを制し、名人戦の挑戦者に名乗りを上げた羽生竜王。俄然注目を集めるカードとなりました。七番勝負のゆくえを、電脳班の棋界通に聞きました。(取りまとめ:ピリ辛流)

低速の寄せ

【勝敗予想】羽生善治 4−2 佐藤天彦

通算100期タイトル獲得を名人戦で実現してもらいたいです。

昨年、藤井さんで盛り上がり、羽生さんで締めた感じがします。今年、藤井さんで始まり、羽生さんで盛り上がるのではないでしょうか。

千成ひょうたん

【勝敗予想】羽生善治 4−1 佐藤天彦

羽生さん タイトル100冠達成へ

将棋界の構図が変わってきている。中心は藤井聡太六段、今はとてつもない勢いで強豪を撃破し続けている。藤井聡太の天下が数年後には来る。それを許すか許さないか、やはり最後の最強の壁は羽生さんであってほしい。

先の竜王戦第4局、藤井猛九段解説の動画を見てほしい。羽生さんの思考回路、考えている事が皆と全く違う。凡人にはわからない天才の寄せ。羽生さんのすごさがわかります。

OHSHOU

【勝敗予想】羽生善治 4−0 佐藤天彦

名人は今期勝率5割程度ではっきり言って不調だと思います。それに対して竜王は藤井少年に負けて目が覚めたような感じで絶好調です。一気に突っ走ってしまいそうな感じがします。

玉子王子

【勝敗予想】羽生善治 4−3 佐藤天彦

直近のプレーオフ戦(豊島および稲葉戦)の踏み込みの凄さを見てしまうと、羽生竜王が奪取すると予想せざるを得ません。

戦型予想については、前期と前々期の名人戦の傾向から横歩取りや相掛かり、雁木や極限早繰り銀などの相居飛車力戦もあるかもしれません。いずれにせよ熱戦を期待します。

ピリ辛流

【勝敗予想】佐藤天彦 4−2 羽生善治

このサイトのコアな読者なら、私が天彦名人のシンパであることをご存知かと(笑)。ここで易々と失冠するようでは、「並の」A級棋士群に吸収されてしまう。それは私の見立てと異なります。

昨今の不振の原因を外野がとやかく言うまい。まあ、それ以前に勝ち過ぎた反動と思いたい。ここらでバイオリズムも上向くことでしょう。

二日制・持ち時間の長い将棋の適性は挑戦者に勝る。名人の復調に期待します。



データ編(2018年3月末日現在)

■通算成績
佐藤天彦 319勝149敗 0.6816
羽生善治 1398勝565敗 0.7121

■2017年度の成績
佐藤天彦 16勝19敗 0.4571
羽生善治 32勝22敗 0.5925

■最近10局の成績
佐藤天彦
2017/12/01 ● 先 黒沢怜生 第43期棋王戦 敗者復活戦1回戦
2017/12/04 ○ 先 増田康宏 第59期王位戦 予選3回戦
2017/12/20 ○ 先 所司和晴 第59期王位戦 予選4回戦
2017/12/24 ● 先 金井恒太 第3期叡王戦 本戦1回戦
2018/01/14 ○ 後 永瀬拓矢 第11回朝日杯 本戦1回戦
2018/01/14 ● 後 藤井聡太 第11回朝日杯 本戦2回戦
2018/01/26 ● 後 松尾歩 第59期王位戦 予選決勝
2018/01/31 ○ 後 畠山鎮 第31期竜王戦 2組ランキング戦1回戦
2018/03/02 ● 後 橋本崇載 第31期竜王戦 2組ランキング戦2回戦
2018/03/27 ● 先 阿部光瑠 第89期棋聖戦 本戦1回戦

羽生善治
2017/12/21 ● 後 稲葉陽 第76期順位戦 A級8回戦
2018/01/11 ● 先 佐藤康光 第76期順位戦 A級9回戦
2018/01/13 ○ 後 盡泰地 第11回朝日杯 本戦1回戦
2018/01/13 ○ 後 八代弥 第11回朝日杯 本戦2回戦
2018/02/01 ○ 後 屋敷伸之 第76期順位戦 A級10回戦
2018/02/17 ● 後 藤井聡太 第11回朝日杯 本戦準決勝
2018/02/20 ○ 後 近藤誠也 第59期王位戦 紅組1回戦
2018/03/18 ○ 後 豊島将之 第76期順位戦 A級プレーオフ4回戦
2018/03/21 ○ 後 稲葉陽 第76期順位戦 A級プレーオフ決勝
2018/03/27 ○ 先 谷川浩司 第59期王位戦 紅組2回戦

■名人戦の成績
佐藤天彦 8勝3敗 0.7273
羽生善治 50勝38敗 0.5682

■両者の対戦成績
佐藤天彦 8勝
羽生善治 6勝
2012/06/25 ○羽生善治 後 先 佐藤天彦● 第38期棋王戦 本戦2回戦 矢倉
2013/05/17 ○羽生善治 後 先 佐藤天彦● 第26期竜王戦 1組3位決定戦決勝 横歩取り
2015/05/15 ●羽生善治 先 後 佐藤天彦○ 第23期銀河戦 Cブロック11回戦 相振り飛車
2015/09/02 ○羽生善治 先 後 佐藤天彦● 第63期王座戦 タイトル戦第1局 横歩取り
2015/09/17 ●羽生善治 後 先 佐藤天彦○ 第63期王座戦 タイトル戦第2局 角換わり
2015/09/24 ●羽生善治 先 後 佐藤天彦○ 第63期王座戦 タイトル戦第3局 横歩取り
2015/10/06 ○羽生善治 後 先 佐藤天彦● 第63期王座戦 タイトル戦第4局 角換わり
2015/10/26 ○羽生善治 先 後 佐藤天彦● 第63期王座戦 タイトル戦第5局 横歩取り
2016/04/05 ○羽生善治 先 後 佐藤天彦● 第74期名人戦 タイトル戦第1局 横歩取り
2016/04/22 ●羽生善治 後 先 佐藤天彦○ 第74期名人戦 タイトル戦第2局 矢倉
2016/05/12 ●羽生善治 先 後 佐藤天彦○ 第74期名人戦 タイトル戦第3局 横歩取り
2016/05/25 ●羽生善治 後 先 佐藤天彦○ 第74期名人戦 タイトル戦第4局 横歩取り
2016/05/30 ●羽生善治 先 後 佐藤天彦○ 第74期名人戦 タイトル戦第5局 横歩取り
2016/11/14 ●羽生善治 先 後 佐藤天彦○ 第2期叡王戦 本戦準決勝 矢倉

■レーティング
サイトA 佐藤天彦 1783 羽生善治 1847
サイトB 佐藤天彦 1776 羽生善治 1836
サイトC 佐藤天彦 2805 羽生善治 2945

 

年賀詰2018

2018.01.01 Monday
 




ピリ辛流作(9手詰)


(作意手順を後日「手合係は見た【56】」に掲載します)

 

【アーカイブ】盤寿を祝う会 トークショー

2017.10.01 Sunday
 


トークショー
「合縁縁 〜我が棋士人生〜」

佐伯昌優九段
中村修九段(聞き手)、高橋和女流三段(聞き手)





「盤寿を祝う会」のメインコーナー。佐伯先生に昔のことをたくさん話してもらいたい、という願いがありました。先生自身も、これこれは皆に伝えたい、弟子たちにも知っておいてほしい、などの思いがあったようです。

話したいテーマを事前に伺い、トークショー形式で進行しました。予定時間は30分。多少延びても、後のコーナーで時間調整できるという読み筋でした。(実際は15分ほど超過)

聞き手の高橋和女流三段の神仕切り!により、終始和やかな時間となりました。見事なさばきに感服しました。ありがとうございました。

(以下は使用したスライド画像の一部です)




(9個のキーワード)











 

【アーカイブ】盤寿を祝う会 オープニング

2017.07.01 Saturday
 


「佐伯九段の盤寿を祝う会」(2016年10月6日)の冒頭に上映したフォトムービーです。

感動のオープニングをこちらからお楽しみ下さい。(5分31秒。別ウィンドウで開きます)



・写真
「写真でつづる将棋昭和史」(毎日コミュニケーションズ 1987)
「日録20世紀 1952年」(講談社 1997)

・音楽
「TREAT(short)」(昂-TAKASHI-)

 

【アーカイブ】盤寿を祝う会 プログラムより(5)

2017.04.05 Wednesday
 


((1)はこちら
((2)はこちら
((3)はこちら
((4)はこちら

手ぬぐい詰将棋「祝・盤寿」 作意

(作・原田浩光)



初形「8」
▲3二香成 △2三玉  ▲3四馬  △3二玉  ▲3三角成 △4一玉  ▲5三桂  △5一玉
▲6一馬まで9手詰

5手目、馬を動かす開き王手が不詰とは不思議な感じ。重く▲3三角成は珍手だろう。このとき「1」の字が出来る。



初形「1」
▲8四桂  △同 金  ▲7三歩  △同 玉  ▲6五桂  △8二玉  ▲6四馬  △9三玉
▲8三金  △9四玉  ▲8四金  △同 玉  ▲8三角成 △同 玉  ▲7三馬  △9四玉
▲9五金  △9三玉  ▲8四金  △9二玉  ▲8三金  △8一玉  ▲9一馬  △同 玉
▲9二歩  △8一玉  ▲7三桂不成まで27手詰

角(馬)二枚のリーチで意外と狭い。収束の▲9一馬で作品になったか。詰め上がり「81玉」「C」の字。これすなわち「Congratulations 81(盤寿)」。



将棋幹事より

言葉の通じない異国の地へ行っても、たった二つの現地語(英語なら“Thank you”と“Sorry”)を覚えておけば何とかなる。昔何かの本で読んだ。

「ありがとうございます」「ごめんなさい」。佐伯先生はこの二語を、ごく自然に、ためらいなく使われる。年配の、ましてや「先生」と呼ばれるような人たちにあってはかなり珍しい。この謙虚さが、先生の人柄であり、人を惹きつける奥義なのかもしれない。もともと備え持った素養か、後に培った処世術か、おそらく両方だろう。

先生は「運がよかった」「人に恵まれた」と昔を述懐される。まさにご自身が引き寄せたものであろうことは容易に想像できる。

心が広い。器が大きい。将棋の奥深さとも相関しているだろうか。今日これほど多くの人たちが集うのも、先生の人徳そのものだろう。

本会の企画に関しては、「ああせい、こうせい」などの注文は一切なく、思う存分やらせてもらった。「ありがとう」のねぎらいに癒され、さらに発奮する。そんなサイクルが自ずと生まれ、図らずも先生の人心掌握術を体感することとなった。

原田浩光



幹事・スタッフ

代表幹事
大野勝吾 藤本欣吾 松下淑子

尾出厚史(会計)
川端隆子(受付)
佐伯五月(渉外)
鈴木千津(BGM編集)
広川和子(プレゼンター)
福富由紀子(プレゼンター)

尾出春美(写真)
佐伯英樹(音響)
佐伯万里子(受付)
志知武司(パソコン操作)
原田由美子(写真)

企画協力
原田浩光



二次会のご案内

会の余韻(感想戦)を楽しみましょう! (特にこれといった企画は考えていません。悪しからず)

●ところ
だんまや水産 藤沢店
藤沢市南藤沢2-1-2 ザ・プライムビル3F(会場から徒歩3分)
●とき
16:30〜18:30頃
●予算
成り行き
●会場からの地図
(略)

 

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サロンの概要

受講者随時募集

女性・初級者歓迎
見学もお気軽に


師範
佐伯昌優(さえき・よしまさ)九段

会場
フジサワ名店ビル 7階Bホール
JR・小田急藤沢駅南口2分

日時
第2・第4木曜日 13時〜17時

料金
入会金 2,000円
月謝 3,000円

対象
一般(年齢・性別・棋力は問いません。実力に応じて指導します)

内容
大盤で解説/指導対局もいたします/自由対局

備考
現在、30〜80歳代の男女半々の20数名の方々が、初心者〜有段者まで、棋力に合った楽しみ方をしています。(サロンの様子はこちら

お問い合わせ
E-mail s9ss@hotmail.co.jp
TEL 0466-82-9317

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