サロン日誌(16.03.10)
【講義】
駒落ちの指し方 【2】四枚落ち
初手からの指し手
△3二金 ▲2六歩 △6二銀 ▲2五歩 △5二玉 ▲7六歩
△2二銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛
△5四歩 ▲1六歩 △5三銀 ▲1五歩 △4四歩 ▲3八銀
△6二金 ▲2七銀 △6四歩 ▲3六銀 △3四歩 ▲1四歩
△同 歩 ▲1二歩(1図)
やはり上手の弱いところ、端を攻めるのが得策のようです。下手は2筋で歩交換し、1筋を詰め、右銀を出動させます。
(1図は▲1二歩まで)
1図からの指し手(1)
△3三桂 ▲1一歩成 △同 銀 ▲1四香(2図)△2二銀 ▲1八飛
△2四歩 ▲1三香成 △3一銀 ▲2二歩 △2五桂 ▲1六飛(3図)
▲1一歩成〜▲1四香(2図)。何やら軽い攻めにも見えますが、これが存外受けにくいんですね・・・。
△2二銀に▲1八飛が肝要な手で、代えて▲1二香成は△1一歩で大変とのこと。また△2四歩に▲1三香成も同様で、代えて▲1二香成は△1四歩▲同飛△2三金▲1八飛△1三歩で凌がれます。
3図は▲2一歩成の狙いが残り、下手優勢です。
(2図は▲1四香まで)
(3図は▲1六飛まで)
1図からの指し手(2)
△4三玉 ▲2五銀 △2四歩 ▲同 銀 △2三歩 ▲同銀成(4図)
△同 銀 ▲1一歩成 △2四銀打 ▲2一と △3五歩 ▲1四香
△同 銀 ▲2四飛 △2三金 ▲3四銀(5図)
△2三歩に▲同銀成(4図)〜▲1一歩成が相手の歩切れをつく鋭手。上手も手順を尽くしますが、5図は下手の攻めがつながる格好です。
(4図は▲2三同銀成まで)
(5図は▲3四銀まで)
先生が再三強調されていたことは、とにかく歩を上手に使う。と金を作る。「と金で玉を捕まえる」くらいの心持ちがよいようです。
【自由対局】
新入会者2名。喜ばしい限りです。そしてお二人のお強いこと!