サロン日誌(11.08.25)


【講義】

●格言「歩越し銀には歩で受けよ」


(1図は▲35歩まで)


1図から△35同歩と取るお人好しはいませんね。
▲同銀△34歩▲24歩で棒銀にさばかれてしまいます。

「歩越し銀には歩で受けよ」。
△45歩(2図)の「突き違いの歩」を覚えましょう。

(突き違いの図。2図は△45歩まで)


▲同銀△35歩(3図)となれば、
次の△44歩(銀取り)が受かりません。(▲34歩には△42銀)

(銀ばさみの図。3図は△35歩まで)


1図から▲79角には△53角が継続の好手。
▲35歩にはやはり△45歩があります。

▲同銀は△35歩で銀ばさみ。
▲34歩の取り込みは△同金▲35歩△44金(4図)で、先手失敗です。

(4図は△44金まで)


●四間飛車vs右四間飛車

前回の講義のおさらいがあり、5図から一例が示されました。

(5図は▲61飛成まで)


5図以下の指し手
△77角▲63歩△51金寄▲72竜△61歩▲73角△41金▲61竜(6図)

(6図は▲61竜まで)


▲63歩の垂れ歩が厳しいですね。6図は先手が優勢です。

受講者から質問がありました。

前回の講義の5図(上掲)に至る指し手で、
△65銀(銀交換から飛車をさばく手)に代えて、
△85同歩(7図)はどうか。

(7図は△85同歩まで)


次に△86歩の狙いです。

7図からは▲78桂(8図)が好手。

(8図は▲78桂まで)


以下、△86歩▲66角△同角▲同桂△65銀▲73角△61飛▲62歩(9図)
となれば先手が良さそうです。

(9図は▲62歩まで)


【自由対局】





(遠藤先生の指導対局)
 

サロン日誌(11.08.11)


【宿題の解説】

●必至


正解 3四桂まで1手必至

同歩は3三銀以下。4三金は2三馬、同玉、2二桂成以下。
正解以外に、5三桂で寄りそうな感じがしますが・・・4三金で寄りません。

●詰将棋
 

正解 1二飛、同香、2三角成、同玉、3四金、1三玉、2五桂まで7手詰

この詰将棋のポイントは初手の1二飛です。
玉を1二に逃がさないのがポイントです。
大駒を捨てて、最後桂馬で詰ます、詰将棋らしい問題です。

【講義】

●格言「と金のおそはや」

(よくありそうな図)
(図は△4四同銀まで)


図からどう指しましょう。

(1)4二歩(焦点の歩)は手筋ですね。
同飛、2四飛、2二歩、2三歩、4三飛(飛車取り)は案外ですか。

(2)2二歩も3三桂で今一つ。
はい、(3)2三歩と垂らすのが好手です。

作ったと金は玉に近づける。
2一にと金がいる場合、「1一と」と香を取りたくなりますが、
2二と、3二と、と玉に近づけるように指したほうが良いです。

「歩」で攻めるようにする。
これが金や銀で攻めると相手に駒を渡したときに差が出る。
と金の場合、渡しても歩ですからね。

●先手四間飛車vs後手右四間飛車

(1図は▲4六歩まで)


ここから後手が仕掛けます。

1図以下の指し手
8五桂(2図)

(2図は△8五桂まで)


2図以下の指し手
8八角、6五歩、8六歩、6六歩、8五歩、6五銀、同銀、同飛、
5六銀、8五飛、6六角、同角、同飛、8九飛成、6一飛成(3図)

(3図は▲6一飛成まで)


3図は、先手がやや良いようです。

8五桂と指したとき、
「桂の高跳び歩のえじき」というように桂が取られると思いましたが、
飛車が8五に行くために指したのですね。

8五桂が良い悪いは自分にはわかりませんが、面白い考え方だと思いました。

「工夫」するためには、基本を覚えて対局したり、棋譜を並べることが大事かと思いました。
それをコツコツとやることが、「工夫」できることにつながると思いました。

3図から、香を取りたいとき、
竜で取るよりも、角を打って香を取り、馬を作って自陣に引く。
「馬は自陣に引け」

-----

前回の日誌で、
「佐伯サロンは、プロの考え方を気軽に聞ける良い教室です」と書きましたが、
講義以外のことでも質問しても良いのです。

自分は、矢倉の定跡、プロ(名人戦)の将棋、自分の将棋を質問しました。

将棋を指して負けてその原因がわからないとき、
先生に質問して、棋譜を並べると、プロの考え方がわかります。

佐伯サロンは、女性と男性が半々なので、女性の方もやりやすいと思います。
将棋を始めたい方も、大歓迎です。

このサイトを見て、佐伯サロンに興味のある人は、ぜひ足を運んで下さい。

【自由対局】






(佐伯先生の指導対局)

【夜間部】



 

サロン日誌(11.07.28)

 
佐伯先生が、お休み…

何だかはっきりしないお天気ですが、サロンはいつも通りの賑やかさです。
ブログをご覧になり、サロンにいらしたという、新しい方も。嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願い申し上げます

遠藤先生の講義



今日は佐伯先生ご不在の為、遠藤先生の講義を拝聴しました。
今日は、〔格言:中合いに妙手あり〕について。
「具体的な局面を、級位者用に三問、有段者用に二問ほど作ってきました。」と遠藤先生。
その不穏な口吻から察するに、受講者を当てて、答えさせようとお考えの御様子です…。

因みに被弾防止対策としては、

〜阿鮓いて授業は聞いている事を主張しつつも、先生と絶対に目を合わさない。
教室の一部となるくらい、気配を消して周囲に溶け込む。
2爾鮓いて一生懸命ノートを取る。(ふりをする。)
などがあります。

それではまず、第一問。級位者問題から。↓



このような場面。ここで、後手側から▽8六歩!と打たれてしまいました。
このまま、8七に成られたら、たまったものじゃありませんよね…。
これを受けるには…

「先手はどうしたらいいと思いますか?はい、〇〇さん!」

と、やはり受講者に礫を投げる遠藤先生。命中する〇〇さん。

答えは、格言そのままの〔▲8四歩〕でした。
後手がこれを放っておけば、▲6六角と紐をつけるんですね。
▽同飛なら、▲6六角▽8二飛▲8四歩。

第二問↓



ここで、後手が▽8二角!と王手。どうしますか。

正解は、〔▲4六歩〕。▽同角に、▲3七銀で、あっちに行って貰います。



三問目。
一手空けば先手が勝てるという状況と仮定して…
「この王手を受けて下さい。」と先生。

どこに逃げても香が成って詰まされてしまうので…正解は〔▲2七歩〕。
▽同香不成に、▲1八玉と逃げれば、意外と大丈夫なんですね。

また、この応用編として…↓



持ち駒がこのようだった場合。
「絶対に歩の代わりとして打ってはいけない駒があります。」と先生。

それは〔▲2七香〕。他の駒なら、▽同香不成と取られても詰みませんが、香を持たれると、▲1八玉とした時に、その香を1一などから打たれて、▲1七合▽2八香成で詰まされちゃいます…。

ここからは、有段者問題です。↓



「ここで先手の手番として、何かいい攻めを見つけて下さい。」

それではと、〔▲8四歩〕。▽同金なら、▲7三歩成です。
なので、後手は、▽同金と取らずに▽8九飛。あ。これは受けないと先手の王様が死んじゃいますね。ここで。

「どう受けたら良いと思いますか?」と、先生の礫。

▲4九金とかしたくなるような。しかし、それは▽8四飛成と歩を取られて先手がダメだと遠藤先生。正解は…〔▲5九歩〕だそう。
▽同飛成なら▲4九金で弾いた後、▲8三歩成で金が取れるってことでしょうか。
遠藤先生「▲5九歩に対して▽8四飛成とされた場合も、今度は金を使わずに歩一枚で防げたので、展開が違います。」(▽8四飛成に、▲8五金とするなど。)

最後の問題です。↓



「ここでも、いい攻めを見つけて下さい。因みに、王手飛車取りを掛けられる、危険な筋があります。」と遠藤先生。

ホントだ…。▲6二銀として、金を狙うと、飛車で金を取った後に、▽4四角とされて、大変な目に…。

「でも、正解は▲6二銀です。」とのこと。そうなんですか…。
▲6二銀▽同金▲同飛成▽4四角で、泣きたくなるような気がしますが…

そこで▲6六桂。↓



これは▽同角なら▲7七銀。なので、▽6二角と、竜を取りますが…
▲7四桂!(両取り!)▽7三玉▲8二銀▽6四玉▲6二桂成と続きます。

この日の講義はここまで。
う〜ん…。どれも、自分では、到底思いつきそうにありません…。
今回も、具体的な場面での歩の使い方などを、分かりやすく、沢山教えて頂きました。遠藤先生、どうもありがとう御座いました。

【昇段・昇級者】
寺田勝彦二段へ



(↓フリー対局の様子↑)






(↑遠藤先生の指導対局。真剣な眼差しですね。)

お茶会


(左:〇橋さんのあんみつ。右:〇端さんのクリームあんみつ。)

サロネーゼはいつものように。因みに、〇橋さんのあんみつには、クリームの代わりに、カロリーを気にする純情可憐な乙女心が乗っているのです。

夜間部


(↑夜間部でも指導将棋の遠藤先生。ありがとう御座います。)





次回も、宜しくご指導お願い申し上げます。
 

サロン日誌(11.07.14)


お引越ししました。

毎回、大盛況の佐伯九段将棋サロン。
あまりの受講者の多さに、前回までお世話になっていた七階の会場から人が溢れ出したため、今回からは、六階の広いお部屋にお引越しとなりました。今度のお部屋は、綺麗で、窓が大きくて、そこから真夏の陽光がいっぱいに照りつけ…差し込んでいて、とても明るいです

佐伯先生の講義



今回の講義は、〔三歩持ったら継ぎ歩と端攻め〕。
「手駒に歩が三枚あれば、どんな局面でも、大概、手があります。」
と仰る、佐伯先生。
例えば、部分的にこのような局面を例にして。↓



先手は、噂の三歩を手にしていますね。ここから…

“継ぎ歩の場合”

継ぎ歩がお好みなら、こちら。
▲2四歩▽同歩▲2五歩▽同歩▲2四歩。
あぁ、もう…。たった三枚の歩なのに、後手的にはもの凄い迷惑です。更に…

“端攻めの場合”
端っこから攻めるなら、こちら。
▲1五歩▽同歩▲1三歩。これを分岐点として…
A▽同香なら…▲1四歩▽同香▲2四歩▽同歩▲同飛▽2三歩▲1四飛。
B▽同角なら…▲1二歩▽同香▲1五香。
C▽同桂なら…▲1二歩▽同香▲1四歩。
と進むようです。むぅ…。いずれにしても、たった三歩で、後手、てんやわんやですね…。何だかなぁ…。

「強い人というのは、歩の使い方が上手。皆さんも、手筋を沢山覚えて、実戦で使えるようになると、もっと強くなる。」と、先生。
佐伯先生がホワイトボードで御説明なさってる時は、物凄く簡単に聞こえるのに…。頑張ります。
先生、今回も、ありがとうございました。


(↑講義中の様子。)

お引越し記念トーナメント

今回は、お引越し記念だからでしょうか?いつものフリー対局に加え、受講者同士のトーナメント戦が行われました。
優勝者には、皆さんから、「おめでとう。良かったですね。」という祝福の言葉と、副賞として「凄いですね。お強いですね。」という賞賛の言葉が贈られます。


(↑こちらが硝煙弾雨のトーナメント表。因みに、上のトーナメントが棋力二段以上のクラス1st。下が、初段以下のクラス2nd。そして、撮影者本人は、この時点で既に2nd表から姿を消しております。えぇい。)



(↑トーナメント中の皆さん。お部屋が広くなりました。↓)




(戦場を俯瞰する先生方。)




(先生と、一局を振り返っての検討中でしょうか。)

サロネーゼの集い

サロン後は、いつもの喫茶店へお邪魔しました。
脳みそには、糖分を補給しないといけませんから。
そういうときには、カロリーを気にしたりしてはいけないですから。


(どうしても抗えない、魅惑のクリームあんみつです。)

夜間部


(殿方は、別のお店で、般若湯からの糖分摂取がトレンドのようです。)

次回も、宜しくお願いします。
 

サロン日誌(11.06.23)


【宿題の解説】

●必至


正解 3二角まで1手必至

同金は4一竜以下詰み。同玉は4一飛成以下詰み。
2二玉は2一角成、同玉、4一竜以下詰み。

正解の他、手筋で6四角があり、詰みそうな感じですが、
3二銀と受けの絶妙手があり寄りません。

ほとんどの人が正解でした。
対局でこの手が指せるか? 自分は指せないですね。

●詰将棋


正解 3一香成、同角、3三桂、1一玉、1二角成、同玉、1三飛まで7手詰

この詰め将棋のポイントは1二角成です。
1一玉となり、2二に飛車がいるため、詰まなそうな感じですが、
1二角成で受けなしの状態になりました。

佐伯先生のコメント「対局では長い詰みより短い必至」

詰将棋では15手詰を解いたことはありますが、対局ではないですね。
つい王手王手をかけてしまいたくなってしまいますが・・・。
必至の基礎を覚えて、対局でできるようにしたいですね。

【講義】
格言(その他の格言)

●美濃囲いには端攻め

(部分図)


持ち駒に桂があると崩しやすい。

一例
9五歩、同歩、9四歩、同香、8六桂

持ち駒に歩がなくても、
9五歩、同歩、同香、同香A、9四桂で寄ることがある。
(それほど端攻めは厳しい)

Aに代えて、9三歩なら、
4四桂、6二金寄、5二歩と、今度は横から攻めていけばよい。

●敵の打ちたい所に打て

(1図は△3三角まで)


相振り飛車の戦いです。

1図以下の指し手
8四歩、同歩、8三歩A、同銀、8四銀、同銀、8三歩B、同玉、8四飛(2図)

(2図は▲8四飛まで)


Aに代えて、平凡に8四同銀だと、8三歩で攻めが続かない。
先に8三歩(敵の打ちたい所に打て)が好手です。

Bも同様。8四同飛の前に、8三歩をお忘れなく。

●両取り逃げるべからず

(3図は△5五角まで)


序盤から華々しい応酬です。

5五角と銀香両取りが掛かったところ。
どちらかを助けようとすると、一遍に形勢を損ねてしまいます。

両取り逃げるべからず。ここは8二歩と攻め合いましょう。
同銀なら8五飛。2八角成なら8一歩成、6二銀、7二歩(4図)の要領です。

(4図は▲7二歩まで)


-----

個人的な考えですが、どうやったら強くなれるかと考えることがあります。

1.勉強する
対局、詰め将棋を解く等

2.考え方
正しい勉強・考え方ができて、強くなれるかと思います。

佐伯サロンは、佐伯先生のプロの考え方、遠藤さんのトップアマの考え方が気軽に聞ける良い教室です。
プロの考え方やトップアマの考え方に興味のある方は、是非佐伯サロンに来て下さい。

【自由対局】


(佐伯先生の指導対局)



 

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サロンの概要

受講者随時募集

女性・初級者歓迎
見学もお気軽に


師範
佐伯昌優(さえき・よしまさ)九段

会場
フジサワ名店ビル 7階Bホール
JR・小田急藤沢駅南口2分

日時
第2・第4木曜日 13時〜17時

料金
入会金 2,000円
月謝 3,000円

対象
一般(年齢・性別・棋力は問いません。実力に応じて指導します)

内容
大盤で解説/指導対局もいたします/自由対局

備考
現在、30〜80歳代の男女半々の20数名の方々が、初心者〜有段者まで、棋力に合った楽しみ方をしています。(サロンの様子はこちら

お問い合わせ
E-mail s9ss@hotmail.co.jp
TEL 0466-82-9317

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