サロン日誌(16.07.28)

2016.07.31 Sunday
 


【講義】

駒落ちの指し方 【6】角落ち(1)

角落ち。容易ならざる手合いです。上手にも飛車があるので、少なくとも一方的に攻め切ることにはならない。恐がらずに受ける技量も試されます。

初手からの指し手
△8四歩  ▲7六歩  △8五歩  ▲7七角  △6二銀  ▲7八銀
△5四歩  ▲5六歩  △7四歩 ▲5八金右  △7二金  ▲6六歩
△7三金  ▲6七金  △6四金  ▲6八角  △7五歩  ▲同 歩
△同 金  ▲7七銀  △4二玉  ▲7八金  △3二玉  ▲7六歩
△7四金  ▲4八銀  △5三銀  ▲6九玉  △6四歩  ▲2六歩
△4二金  ▲2五歩  △4四歩  ▲3六歩  △3四歩(1図)▲2四歩
△同 歩  ▲同 角  △2三歩  ▲6八角  △4三金  ▲7九玉
△7三桂  ▲8八玉  △6五歩  ▲同 歩  △同 金  ▲6六歩
△6四金  ▲1六歩  △1四歩  ▲4六歩  △9四歩  ▲4七銀
△2二銀(2図)

角落ちの定跡の中では、攻めの形が作りやすい「矢倉」がおすすめとのこと。上手の動きをよく見ながら、まずはしっかりと矢倉の囲いを作り、入城します。2図から二通り示されました。まずはあまりよろしくない方から。

(1図は△3四歩まで)


(2図は△2二銀まで)


2図からの指し手(1)
▲3七桂  △3三桂  ▲3五歩  △同 歩  ▲4五歩  △同 桂
▲同 桂  △同 歩  ▲3五角  △3四歩  ▲2六角  △6五歩
▲同 歩  △同 桂  ▲6六銀  △8六歩  ▲同 歩  △7四桂
(3図)にて下手難局

「かなりの高段者でも▲3七桂と跳ねる人が多い」と先生。自然な一着に見えますが、これが疑問手とは。以下交換した桂を△7四桂(3図)と先着されると、もはや勝ちにくいでは済まないかもしれません。では次に修正手順を。

(3図は△7四桂まで)


2図からの指し手(2)
▲4五歩  △同 歩  ▲3五歩  △同 歩  ▲同 角  △3四歩
▲2六角  △9五歩  ▲3六銀  △3三銀  ▲3七桂(4図)にて下手有利

なるほど4図まで進めば見覚えのある攻めの理想形(「攻めは飛角銀桂香」)ですね。この先も簡単ではなさそうですが・・・今回はここまで。

(4図は▲3七桂まで)


【自由対局】









 

サロン日誌(16.07.14)

2016.07.17 Sunday
 


【講義】

駒落ちの指し方 【5】飛車落ち(2)

佐伯先生いわく、定跡をつぶさに覚えるのではなく、こういう陣立て、こういう攻め筋がある、ということを知っておいてほしいとのこと。読書に例えると、一字一句きちんと読むというより、大まかなあらすじを頭に入れる感じでしょうか。

初手からの指し手
△3四歩  ▲7六歩  △4四歩  ▲4八銀  △3二金  ▲4六歩
△4二銀  ▲4七銀  △4三銀  ▲5六銀  △5四歩  ▲4八飛
△3三桂  ▲6八玉  △6二玉  ▲7八玉  △7二玉  ▲3六歩
△6二銀 ▲5八金右  △5二金  ▲3七桂  △5三銀  ▲9六歩
△9四歩  ▲1六歩  △1四歩  ▲7七角  △6四歩  ▲8六歩
△7四歩  ▲8八銀  △6三金  ▲8七銀  △7三桂 ▲6八金上
△8四歩  ▲2六歩  △6五歩  ▲4九飛  △6四銀(1図)

将棋イベントなどで指導を仰げば、大体1図くらいになるようです。機は熟しました。さあ果敢に仕掛けましょう。

(1図は△6四銀まで)


1図からの指し手
▲4五歩  △同 歩  ▲同銀(2図)△同桂  ▲2二角成 △同 金
▲4五桂  △4四歩  ▲5六桂(3図)

▲4五歩△同歩に▲同桂は△4四歩くらいでも攻め切るのは容易ではないとのこと。▲4五同銀(2図)が習いのある手で、角交換から▲5六桂(3図)と据えて攻めをつなげます。

(2図は▲4五同銀まで)


(3図は▲5六桂まで)


3図からの指し手
△5五角  ▲3一角  △3二金  ▲6四角成 △同 金 ▲5三桂成
△6三金  ▲8一銀  △同 玉  ▲6三成桂 △7二銀  ▲同成桂
△同 玉  ▲6四銀  △同 角  ▲同 桂  △6二玉  ▲7一角
△6三玉  ▲4四飛  △同 銀  ▲同角成(4図)にて下手勝勢

3図から△5五銀打は▲6四桂△同銀▲3三銀(参考図)。本譜の△5五角は攻防手ですが、香取りを手抜いて攻め続けます。途中の▲8一銀は「玉は下段に落とせ」の格言通り。最後は飛車切りできれいに決まりました。

(参考図は▲3三銀まで)


(4図は▲4四同角成まで)


【自由対局】







 

サロン日誌(16.06.23)

2016.06.25 Saturday
 


【講義】

駒落ちの指し方 【5】飛車落ち(1)

初手からの指し手
△3四歩  ▲7六歩  △4四歩  ▲4八銀  △4二銀  ▲4六歩
△3二金  ▲4七銀  △5四歩  ▲5六銀  △4三銀  ▲4八飛
△3三桂  ▲6八玉  △6二玉  ▲5八金右 △7二玉  ▲7八銀
△9四歩  ▲9六歩  △6二銀  ▲3六歩  △5二金  ▲3七桂
△5三銀  ▲8六歩  △1四歩  ▲1六歩(1図)△6四銀  ▲8七銀
△5三金  ▲7八玉  △3一角  ▲4五歩  △5五歩  ▲同 銀
△同 銀  ▲同 角  △4五桂  ▲同 桂  △5四金  ▲7七角(2図)

いよいよ飛車落ちです。1図までよくある出だしでしょうか。下手は右四間飛車+腰掛け銀。8七銀・7八玉型を目指すに当たり、7七角と6八金上を省略する工夫が見られます。

(1図は▲1六歩まで)


1図から△6四銀の解説がありました。△3一角は一つの岐路で、△1二香や△7四歩もあるとのこと。下手は4筋から開戦します。

(2図は▲7七角まで)


2図からの指し手(1)
△4五金  ▲同 飛  △同 歩 ▲1一角成 △2二角  ▲同 馬
△同 金  ▲5五桂  △5四銀  ▲4四角(3図)にて下手勝勢

2図から△4五金と桂を取り返す手には▲4五同飛が強手。▲4四角(3図)は次に▲6一銀からの詰めろになっています。

(3図は▲4四角まで)


2図からの指し手(2)
△5五歩  ▲4六銀  △6四角  ▲4七桂  △4五歩  ▲5五銀
△同 金  ▲同 桂  △5四銀 ▲6三桂成  △同 玉 ▲1一角成
△1九角成 ▲6六香  △6四桂  ▲2一馬  △4三金  ▲4五飛(4図)
△4四香  ▲2五飛  △2四銀  ▲8五飛  △7四銀  ▲6四香
△同 馬  ▲5五桂(5図)にて下手優勢

よって2図では△5五歩がまさります。以下中央での応酬が続き、▲4五飛(4図)が決断の強手。飛車落ちは、こうした思い切りのいい攻めの手を指さないと勝てない手合いなのかなという印象を持ちました。

(4図は▲4五飛まで)


4図から上手は△4四香。「皆さん、ここからどう攻めますか」と先生。色々とありそうですが・・・、一例として5図へとたどり着きました。

(5図は▲5五桂まで)


【自由対局】











 

サロン日誌(16.06.09)

2016.06.11 Saturday
 


宿題の必至問題の解説に時間が割かれました。

(前回の宿題(3手必至))


【解答】▲2五桂△2四銀▲3五桂(解答図)まで3手必至

(解答図は▲3五桂まで)


解答図以下△6七角は▲2三桂成△同角成▲1三歩(1図)△同銀▲同桂成△同馬▲2一銀打までの詰み。

(1図は▲1三歩まで)


初手▲2四桂は△同銀で逃れ。初手▲3五桂は△2二銀で寄りません。

2手目△2四銀打は▲1三桂成△同銀▲2一銀打まで。2手目△2二銀は▲同と△同玉▲3四桂(2図)△3二玉▲4二と△2一玉▲2二銀△1二玉▲1三桂成までの詰みとなります。▲3四桂(2図)が見えず、初手▲2五桂は△2二銀で寄らないと錯覚された方が多かったようです。

(2図は▲3四桂まで)


(今回の宿題(3手必至))


今回の3手必至(上図)も難問ですね! 常識や格言にとらわれると苦戦するかもしれません。

【講義】

駒落ちの指し方 【4】飛香落ち(2)

前回のおさらいがありました。一部手順の修正があり、前回のサロン日誌を訂正しました。下のリンクをご参照下さい。

サロン日誌(16.05.26) | 佐伯九段将棋サロン

【自由対局】





 

箱根研修旅行リポート(16.05.29-30) その2

2016.05.31 Tuesday
 

(その1はこちら

19:30 大部屋で対局、その他自由行動

100円総取りトーナメントなどで盛り上がりました。







筆者の部屋では、深夜3時過ぎまで与太話に花が咲きました。

5/30(月) 雨/くもり

08:00 朝食

チェックアウトまでの少しの時間も、将棋、将棋・・・。









10:00 宿舎発
10:30 箱根湯本駅着、解散

皆さま、お疲れさまでした。佐伯先生、大変お世話になりました。

(おまけ)



土産に買いました。(火山活動の影響で)販売が中止されている「黒たまご」の代替品?のようです。スモーキーで思いの外美味でした。
 

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サロンの概要

受講者随時募集

女性・初級者歓迎
見学もお気軽に


師範
佐伯昌優(さえき・よしまさ)九段
指導員 遠藤三郎アマ六段

会場
フジサワ名店ビル 7階Bホール
JR・小田急藤沢駅南口2分

日時
第2・第4木曜日 13時〜17時

料金
入会金 2,000円
月謝 3,000円

対象
一般(年齢・性別・棋力は問いません。実力に応じて指導します)

内容
大盤で解説/指導対局もいたします/自由対局

備考
現在、30〜80歳代の男女半々の20数名の方々が、初心者〜有段者まで、棋力に合った楽しみ方をしています。(サロンの様子はこちら

お問い合わせ
E-mail s9ss@hotmail.co.jp
TEL 0466-82-9317

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